2016年10月12日

#べっぴんさん あらすじ&私評 第9回: 穏やかに美しく上品に #NHK #朝ドラ

へんに色々こじらせないところはいい。

<紀夫に潔への片思いを見抜かれていて当惑するすみれ。

五十八の母トク子はすみれに、五十八が被ってきた理不尽な思いについて話している。近江で布の売り買いをしていた父親からほんのわずかな得意先を分けてもらって小さい店を持って独立した五十八だが、本家の商売が傾き、自分で開拓した新しい顧客も「お家のために」差し出すよう長兄長太郎から求められる。それでも五十八は言われたとおりにし、病弱ながら身を粉にして頑張るはなとともに再び商売を大きくして自らの板東家を築いてきた。
だからこそ、この家を守りたい気持ちが人一倍強いはずなのに、婿をもらうのではなくゆりを嫁に出すという決断をしたことを意外に思うトク子。
初めて聞く話に感じ入るすみれ。
  
ゆりの結婚式の後。五十八とふたりで食卓に着いているすみれ。お父さんとふたりきりなんてなんだか変な気分、とすみれ。そうだな、すみれともいつまで一緒におれるかな、と笑う五十八。なにか考える風のすみれ。

ゆりは潔の出征後、板東営業部で気丈に働いている。
 

翌昭和18年正月。井口と喜代は、これから板東家をどうしていくつもりか、と五十八に問う。五十八は、昔から言っていた例の話を進めてみようかと思っている、と言う。どうやらすみれの縁談らしい。

戦時色は濃くなり、女学校でも兵隊用の衣類補修などをやらされている。いやになるわ!と叫び出す悦子。お国のために働く兵隊さんのためよと君枝。あなたに言われたくないとさらに不機嫌になる悦子。 

良子は、縁談が来ている、とすみれたちに話す。でも15歳も年上の人なのだと不満顔。  
 
ゆりに好き勝手をさせておいてすみれに押しつけるのはなんだが、と言いながら、縁談をすみれに話す五十八。相手は男ばかり3人兄弟の三男だから婿にどうかと昔から言われていたのだという。板東家にはいってくれるのか、とすみれ。
「わたし…その人と結婚します」
相手の写真も見ずどういう人かも聞かず、即答するすみれ。
「ええんか?」
「お父様とお母様が守ってきてこの家を、絶やしたくないんです」
「…すみれ…」
すみれは、はなも病弱で頑張ってこの家を大きくした、とトク子に聞いた、それに自分のためにもこの家を継ぎたい、と話す。嬉しそうな五十八。
そこで改めて写真を見る。なんと相手は紀夫であった>
  
あらすじ最後の文、「なんと相手は…」で、「なんと」と打ったらいきなり「ナントッ!!(゚∀゚ノ)ノ」と変換されてしまった(^_^;)。日頃はそんな調子の文ばかり書いているのが丸出し。てるてる家族だったらそんな顔文字もそこそこ合わないこともなかったかもしれないけど、このドラマだとね…(^_^;)。
 
個人的にはナントッ!!(゚∀゚ノ)ノ!的なドラマが好きだけれど、「朝ドラ」だと考えると、今回のようなもののほうが、たしかに、穏やかに落ち着いて上品で見やすい、かもしれない。てるてるがどちらかというと不評だったらしいのは、やっぱり朝ドラの枠だからだったのだろうか。「おはようさーん、さんさんさーーん」だから夜やるわけにも行かないしねえ。でも夜ドラの枠の方があれは受け入れられやすかったかもね。

 
てなことで、朝見る分には悪くないドラマ。少なくとも不快感はないので見ることを脱落する必要はないかな。
五十八さんのキャラがいい。ある意味できすぎ?かもとも思うけど、娘に対して厳しいだけでもなく甘いだけでもなく、人として素敵。家を守る云々も個人的には好きでないコンセプトだけど、この時代であれば仕方がない。
単純に、お兄さんには「なんだこいつ!」と腹が立つけど。五十八の顧客を奪うだけならまだしも、それについて全く感謝もなく、むしろ嫌みたらたら、ってなんなのよ。でもそのお兄さんに対して、ひそかに眉間にしわを寄せながらも、柔らかく対応する五十八さんはほんとに出来たお方だ。 
  
縁談も紀夫くんならいいね。お家のために意に沿わない(いやまだこの時点で紀夫くんには「変な人…」という印象をすみれは持っているんだろうけど)相手と結婚してすったもんだ、とかがないならいい。とにかく朝からあまり気分の良くないシーンを見たくないから。わざとらしい紆余曲折を作らず、「穏やかに美しく上品に」進んでいってくれるといいな。いやもちろん、ドラマだし、紆余曲折がないほうがいい、と言っているのではない。「わざとらしい」のが嫌なだけ。
  
ただ、「お家を守る」ためにけなげにがんばる、ということが過度に美化されないといいんだけど、とは思う。自分のやりたいことをはっきり告げるゆりや、今は感じ悪いけどそのストレートさがきっと今後良い方向に発揮されるであろう(希望的観測)悦子様などがへんに嫌な目に遭いませんように。


posted by おーゆみこ at 09:18| Comment(2) | TrackBack(0) | べっぴんさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「お家を守る」ためにけなげにがんばる、ということが過度に美化されないといいんだけど というのは まさにその通り!あと、過去に散々使われてきた「○○ちゃんは自分のことそっちのけで人のために一生懸命」とヒロインを褒め称えるのはいい加減やめてほしいと常々思っています。すみれちゃんは果たしてどうなのか、今のところ好感度高いので、それがちょっと心配・・・
Posted by 雲丹 at 2016年10月12日 17:27
お話がトントン進むのが気持ちいいです。
Posted by そらこ at 2016年10月12日 18:11
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