2010年07月30日

第107話 天才とは #gegege #nhk #drama

修平さんええなあ。

<朝から絹代は寝坊している茂と起こそうと躍起になり、光男は職場に仮病を使って休む連絡をしている。咳の仕方がヘタだと、演技指導(?)をする修平。その光景を見て面白がるいずみたち。
「変わっとるね、境港のお父さんたち」
「ちょっこしね」

茂が起きてこないまま朝食になる。絹代に和食、修平に洋食を用意する布美枝、よく覚えていてくれたねと好みを褒める絹代。茂は小さい頃から寝坊で、学校に遅刻しない日のほうが珍しかったなどと話す両親。だが絵だけはそのころから秀でていて、小学生の時には展覧会もしたらしい。新聞にも載って「少年天才画家あらわる」という見出しまでついたそうだ。
「あんときいっぺんだけだったな、茂が天才なんて言われたのは」
と修平。
「天才って、誰の話だ?」
茂がようやっと起きてきた。大あくびをする寝ぼけ気味の姿に
「天才の、影も形も見えん!」
と絹代。笑う一同。

両親たちを仕事場に案内する茂。佐知子も改めて挨拶する。身内の会社だと思って甘えずにしっかり働いてね!と発破をかける絹代。光男にも、いっそお前も東京に来て茂の仕事を手伝ったらどうかと言い出す絹代。雄一もいることだし、兄弟仲良くやっている姿を見たい、と。
アシスタントたちにも、茂を助けてやってくれ、よろしくお願いします、と大仰に挨拶する絹代。苦笑する茂。

帰る両親を見送る茂と布美枝。布美枝に、体を大事にね、と声をかける絹代。
「茂もあんたも、今が大事なときだわ!」
「はい!」
笑顔で応える布美枝。
絹代は、冬は東京の方がいい、境港は風が冷たいとも言う。

布美枝は修平に、新しいテレビを買う足しにって茂さんが、と封筒を差し出す。すると修平は
「…あれは嘘だ…」
テレビが壊れたのではなく、絹代が、東京で茂と一緒に放送を見たいと言い出したのだという。だがこれはありがたく頂戴する、と笑って封筒を受け取る修平。微笑んで帰る両親を見送る布美枝。

台風が通り過ぎたみたいだね、と笑ういずみ。
「そげだね…あれ?」
布美枝は急に、絹代が「寒いときは東京の方がいい」と言ったことを思い出し、一瞬寒気を覚える。
「なんか今ぞくっとした…」

悪魔君は人気番組になっていた。茂の仕事は順調である。
クリスマスイブ。布美枝のお腹はもうずいぶん目立っている。いろいろ買い物に行ってきたらしいいずみ。藍子の誕生日でもあるので、ケーキやプレゼント、そしてツリーなど買い込んできた。

菅井はなにやら障子の前で封筒を手に、ブツブツ口の中で予行演習している。どうやらいずみにプレゼントとしてなにかのチケットを渡したいらしい。だがそのとき
「すがちゃん、なにしてんの?」
と藍子。
「あ、あの、プレゼント」
「あいこにぃ?」
「え?」
その声を聞いたのか布美枝が中から出てくる。
「あいこにぷれぜんとだって!」
「あらあ、すみませんねえ」
当惑する菅井。そこへ倉田が呼びに来る。仕方なく、
「藍子ちゃんにお祝いです…」
力なく言って封筒を布美枝に渡す菅井。
中のチケット2枚を見て
「ニューイヤーコンサートだって。藍子にはまだ早いよねえ?」
「これ…私にかな」
といずみ。

藍子と一緒にクリスマスツリーの飾り付けをしているいずみ。布美枝に車を買った方がいいとしきりに勧めている。
だがとつぜん布美枝は座り込んでしまった。慌てて駆け寄るいずみ。
「なんかおかしい…」
「生まれそうなの?」
藍子の時と同様、予定日より早いのにまたもクリスマスイブに陣痛が始まってしまったのだ。

病院から茂に電話するいずみ。逆子になってしまっているので帝王切開をするという。私はつきそうので、藍子の誕生日をちゃんと祝ってあげて下さいと茂に頼むいずみ>

修平お父さんの鷹揚とした感じになごむなあ。夫婦というのはだいたい、デコボコでバランスが取れるようにできている。絹代さんの常に120%力がこもりすぎている感じも可笑しいけど、修平さんあってこそのことだな。イトツな修平さんはなんでもバリバリ食べてしまうらしいが、性格的にも、なんでも受け入れて平気で消化(?)してしまうってことだ。フィジカルな胃の丈夫さと、精神的な消化力ってのはけっこう連動しているんじゃないかという気がする。いや、私は胃は丈夫だが精神的にはそうでもないかな。

スガちゃんにはなにかただならぬ(?)親近感を感じるがなんでだろ。
これまた、アシスタント3人もそれぞれの性格があって、だからこそよい。熱血倉田氏も、飄々の小峰氏も、親しみやす(すぎる)スガちゃんも、もし同じような性格が3人も重なったらうっとうしい。金子みすずになってしまうが「みんな違って、みんないい」ですな。
スガちゃんも編集の北村さんもいずみに惚れているようだけど、フラグはむしろ倉田君に立ってるよね。朝ドラの法則、「第一印象はいつも最悪」(^_^;)。

光男さんは、兄ちゃんはどこか足りないのではと思っていたから展覧会で天才と言われて驚いた、と言っていたが、天才というのは結局のところ、「集中力」の問題なんではないかと思う。自分にとって興味のあることに集中できるというのは一種の才能だ。逆に言えば、その他の部分は眼中に入らない、ということ。普通の人はいろんなことに気が散って(というか気を配って?)しまって、そうそうひとつのことに集中できない。世の中で天才と言われる人の多くは、別の側面から見るとしょーもないヒトであるのではないか。とりわけ、自分が人からどう見えるかとか、「社会的」にどうしなければならない、とか、そういうことに気を回すのは一番あとまわしになるだろうから、往々にして「変人」ぽくなる。しげ〜さんのように、子供の頃は「どこかたりないんじゃないか」とも思われるだろう。
しばしば、天才と呼ばれる人も、自分は天才なんかではなく、努力したのだ、と言う。それはそうであろう。ある分野において寝食も忘れるほどに力を注ぐからこそそれなりの結果が出るのだ。だが、他のことを忘れてひとつのことに邁進する、ということ自体が言ってみれば「天賦の才能」と言えるような気がする。同時に、なんでもまんべんなく「右へ倣え」的な状態をヨシとする日本の教育傾向では天才は育ちにくかろうな、とも。

想像するに、しげ〜さんが天才的になったのも、修平さんの存在によるところが大きいのかもとも思う。絹代さんがガミガミ言うのはまあいいとして、お父さんまでそれに同調してガミガミしていたらつぶれていたかもしれない。まあいいじゃないか、的に修平さんがのほほんとしていたからしげ〜さんは好きな絵に注力していられたんだろうな。

まあみんながみんな天才になるわけはない。いや、潜在的能力があったとしても、性格的にね。性格を変えて、他のことを気にせず好きなコトだけに打ち込めるようにすればたいがいの人はなにかの天才になるんじゃなかろか。でもたとえ環境がそれを許しても、自身の性格がそうならない人もいるはず(私はきっとそう)。みんながみんな、「他のことを気にしない」天才になったらそれはそれで世の中としては困るだろうし。
だが、日本の教育としてはもう少し「横並び至高主義」はどうにかしたほうがいいんじゃないか。話は脱線するようだが、みんな一斉に同じ学年になり同時に卒業して進学し、おまけに就職も同時にしなければいけない…
ってのはなんだかヘンだと思う。天才云々はともかくとしても、それぞれのペースというものもあるだろうに。
ちょっこし試してみただけで、それでちょっと「学力テストの結果が悪い」ってだけで、「ゆとり教育」は間違っていた!と大慌てで路線変更するのもなんだかな。おまけに若い人がちょっと常識に欠けていたりすると「これだから『ゆとり』はだめだ」とか言ったりするようだが、それもおかしいんじゃないの?
人の能力とはなんなのか、それを活かすとはどういうことなのか、ちっとも考えないままで右往左往している。アホちゃうか、と思う。
幼い頃は遅刻ばかりで「足りない子なんじゃ」と思われた水木しげるがここまで大物になったことで、それを単に「彼は特殊な天才だから」で片付けないで、よくよく考えてみた方がいいんじゃなかろか?



posted by おーゆみこ at 13:19| Comment(4) | TrackBack(0) | ゲゲゲの女房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月29日

第106話 みんなが祝ってくれる #gegege #nhk #drama

きょうは泣き所満載ですねえ。

<商店街。悪魔君放映を知らせるポスターがあちこちにはってあるし、店でもチラシを配っている。おかみさんたちも、喫茶店のマスターも、質屋の亀田もそわそわしながら放映を待っている様子。

布美枝のところには美智子から電報も届いていた。
布美枝といずみは放映後の祝宴の支度にてんやわんやでもある。

雄一もやってきている。弟が漫画描いてるなんて今まで恥ずかしくて人には言えなかったと笑う。
雄一にもちろん悪気はないが、それを聞いて
「……」
複雑な表情の茂。
だが雄一は、かつて自分が、お前の漫画もテレビにしてもらえ、人生明日のこともどう転ぶか分からないから無理とは言えない、と言ったことを持ち出し、俺の言ったとおりになっただろうと満足げだ。
「そげな話をしているところに、お義母さんたちが現れてびっくりしたんでしたっけねえ…」
と布美枝。
「また〜。そんな縁起でもないこと言わないでくれよ〜」
「ほんとですよ!」
心底怯えた感じの佐知子。
まあきょうは準備万端整えてテレビの前で待ち構えていると言うから大丈夫だ、と茂。
そのとき藍子がやってきて、誰か来たよ、と言う。
「ま、まさか?」
ぎくりとして怯える一同。だがやってきたのは浦木だった。
ところがしばらくしてまた藍子がやってきて、浦木に向かって
「おじいちゃん…」
雄一は笑って、この人はお父さんの友達でおじいちゃんじゃないぞ、と言うが、ふと顔を上げた布美枝は
「うそ…?」
「おばあちゃんだー!」
と藍子。雄一が振り向くと、そこに絹代が立っていた。
「きゃあああ」
悲鳴を上げて飛び退く佐知子、そして浦木。
修平、そして茂の弟の光男まで現れた。境港のイモを土産に持って来ている。
テレビが壊れてしまい、ちょうど米子に出張できていた光男に直させようとしたらかえって悪くなった、それでいっそ一緒に見るほうがいいと思った、という。光男まで会社をズル休みさせられて引っ張ってこられたらしい。
浦木は絹代に迫られて怯え、逃げ出してしまう。
「イタチが退散してったね」
とクスクス笑う女性陣。

仕事がなんとか終わったと報告に来たアシスタントたちを見て、大所帯になった、この人たちの生活もあんたにかかっているんだから頑張らんといけんね、と茂の肩を叩く絹代。

いよいよ時間となり、茂を真ん中に、テレビの前に陣取る一同。息を詰めるようにしてドラマを見る。

安来の飯田家でも、真剣な顔でテレビに見入る源兵衛たち。長男や、その子供たちが声を出すと
「だまっちょれ!」
とすごい剣幕。

子だくさんの中森家でもテレビを見る。
「村井さん、奥さん、おめでとうございます」

居酒屋で富田。酔客たちが野球の話題で騒ぎ始めると、突然立ち上がって
「静かにーー!!」
と怒鳴る。
「いや、頼む、いま、大事なものを見てるんだ!」
その勢いに酔客たちも黙って従う。

やがてドラマも終わり、エンドロールの背景には茂の絵が使われていた。興奮する布美枝たち。そして
「原作:水木しげる」
の文字も。
「おい、いま茂の名前出たな!」
と修平。
「ああ、もう一回出ませんかね〜〜」
とテレビを見つめる絹代。
「出た〜!!」
歓声を上げる一同。

みな笑顔になり、大きな拍手。家族も、アシスタントたちも、嬉しそうに顔を見合わせながら手を叩く。
飯田家でも拍手。源兵衛の頬にも涙が伝う。ミヤコもそっと涙をぬぐっている。

面白かったね!と子供たちに言う中森の頬にも涙。

居酒屋の富田も一人立ち上がって拍手。
「あれ、昔の仲間なんです、ブラボー!」

喫茶店でマスターと亀田、そして浦木も拍手。
そっと涙をぬぐう浦木。

再び村井家。
「面白かったなあ!」
力を込めて茂に言う修平。
「ああ」
とうなづく茂。
絹代は感極まってハンカチで顔を覆う。それを見る布美枝も感激。
「お義母さん…」

祝宴を始めようとしたが、茂の姿が見えない。布美枝が探しに行くと、ひとり、仕事場で電話をしていた。
「そうですか、見てくれましたか」
電話の相手は戌井だった。
「ええ、面白かったです、怖さもあって、大人も子供も楽しめる…え?…はい……。はい…。おめでとうございます、では」

電話を切った戌井に早苗が
「水木さん、なんだって?」
「…『あんたの、編集者としての目に狂いはなかった』…」

「これは凄い漫画だ、ぜったいにあたる、って言った…あんたの言葉が……本当になりました…」
茂も感極まって声が詰まっている。

電話を切ってからもしばらく立ち尽くしている茂。それを見る布美枝の頬にも涙。だが微笑みを作り、
「お父ちゃん、お祝いの支度、できたよ。みんな、待っとる…」
「……おう…」
茂は布美枝とスレ違いざま、肩をぽん、とねぎらうように叩く。
泣き笑いの表情になる布美枝>

ツイッターをgegegeで検索すると、きょうは「泣いた」の嵐。
豪華キャストが揃って泣いて、視聴者もそれぞれにツボを刺激されて泣いて。

浦木の涙が意表を突かれましたね。布美枝さんの第二子懐妊を聞いて小さく拍手していた浦木君もなかなか好評だったけど。結局彼も悪い奴じゃない。セコいだけであって、可愛いところもたくさん。いつも展開している「持論」だって、ある意味では正論だもんね、人間として器がちょっとちっこいだけで。

富田さんもえかったなあ。素直に静かにしてくれる他のお客さんたちも地味ながらええのお。
中森さんも元気そうでよかった。

戌井さんは果たして本当にテレビを見たのだろうか?ってことがツィッター上でもちょっと話題になっていた。テレビなんて買えない状態だったのでは?実は見てないのでは?見ていたなら他の人たちと同じように、テレビの前で涙してたり拍手したりする様子が描かれたはずでは?
それともそれは当然すぎて割愛されたのか。戌井さんはひと味違わなくてはならないしね。
そういや深沢さんは?

それにしても、こうやってあちこちで涙を流してその成功を喜んでくれる人が多い、というのが茂と布美枝夫妻の「人徳」というものだ。彼らは別に声高に人間関係を大事にするなどと言わないが、目先の欲得に捕らわれて人をないがしろにはしてこなかった。他人を踏みつけにしたりないがしろにしてきて得た金銭的成功などはまやかしである。また、喜んでくれるにしても、自分にも何らかの利益があるという理由で喜んでくれる人たちだけだったらそれもつまらない。
茂はとりたてて、「人のために」尽力してあげたわけでもないのだが、少なくとも人を傷つけなかった。貧乏していても、決してギスギスしなかった。それがこんなふうに、みんなに祝ってもらえる成功に繋がったのだ。

posted by おーゆみこ at 15:52| Comment(4) | TrackBack(0) | ゲゲゲの女房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

第101話 ほぼあらすじのみ #gegege

 ギョーザ食べたくなった…。

<「水木プロダクション」にはアシスタントや原稿取りの編集者、そして経理の佐知子がひしめき合い、電話は鳴るわ、菅井は失敗するわ、藍子は泣くわ、てんやわんやである。たまりかねて突然立ち上がり
「暑い狭いうるさい!! これでは仕事にならん!!!」
と怒鳴る。
なんとか怒濤の一日が終わって一同が去った後も、茂は仕事部屋にこもってなにやらやっていて、布美枝が声をかけても気づかない。家の改築計画に熱中していたのである。
まだそれほどの余裕はないと布美枝は心配するが、このままでは仕事がすすまん、と茂は改築することを決めてしまった。

その日から、漫画の仕事のかたわら、大工たちに指示を出すという生活。なにごとにもこり出すと止まらなくなる茂は今や家の改築熱に火がついていた。

やがて、すっかり様変わりした家、その前で記念写真を撮る一同。

新しい家ではアシスタントたちもそれぞれ机を与えられている。経理の佐知子にも机があり、電話がおいてある。

台所もすっかりきれいになって、布美枝はむしろ戸惑っている。こんなきれいな台所を作ってもらったんだからはりきって料理作らなければ、と佐知子に向かって言うと、佐知子は、今は大事な体なんだからだめだめ、と言い、茂さんも今度は男の子かなと楽しみにしてたわよ、と話す。
「お義姉さんにそんなことを…」

とはいえ、動かないのはかえってよくないのよね、とお腹の子に言いながら布美枝は立ち働いている。慣れぬ新しい台所で角砂糖を探しながら、この家に来たばかりの時にも同じようにあちこちいろいろ探していたことをふと思い出す布美枝。
「あのときは…あまりになにもないんで驚いたっけ…」

「なにひとりでニヤニヤしとんだ」
茂が声をかける。
今夜はまた徹夜になるので夜食を出前してもらってくれ、と頼む茂。だが中華の出前の店のギョウザは小さくていけない、作ってくれ、太ったギョウザを、と頼む。雄玄社の編集の北村の分も、と言う。北村はけっこう器用で、ネームの貼り込みなどを手伝っているらしい。
「うちのカンピョウ君(=菅井)よりずっと使えるぞ」
「あら」

ともあれギョウザを頼まれてはりきる布美枝。
商店街に買い出しに出かけ、大荷物を持っている。乾物屋に行くと和枝が大荷物に驚く。大所帯になって大変だ、と同情するが、商売繁盛でなによりだ、とも。だが家を改築したおかげで、また節約の日々になっている。高級などんこ椎茸はあきらめて徳用品を買う布美枝。だが和枝はその大荷物をおいていけ、あとで夫に車で届けさせると言ってくれる。椎茸買ったぐらいでそんな、と遠慮する布美枝だが、今は大事にしなければならないときだから、と和枝。
和枝は車でも買ったらいいんじゃない、と言う。ときは「3C」つまりCar, cooler, colorTVの時代だった。布美枝は免許もないし、3Cのひとつももっていないという。うちにも商売用の車しかない、「お互い遅れとるね」と笑う和枝。

だが、ともあれだれか頼んだ方がいい、子供が生まれるのにそれでは大変だろうと気遣ってくれる和枝。

布美枝の実家。家を改築した知らせの写真を見て源兵衛が感心している。だがミヤコはなにやら険しい顔。そして思い切った風に、私、東京行ってもええでしょうか、と言い出す。長姉の暁子は夫の仕事の関係でしばらく東京を離れることになるらしい。他人を雇うとしても、布美枝の気性ではかえって気を遣ってしまうだろう。

だが源兵衛は、お前が行ってどうする、かえって足手まといになるだけだ、と言い、やおら
「よし!決めた!わしに考えがある」
「お父さん…?」>

8時の放送だと、終わった直後に次の番組の「アサイチ」のキャスターたちがゲゲゲの感想を軽く言い合うのがいいね。なんか視聴者との一体感があったりして。
今までも朝ドラウォッチャーは、次のニュースのアナウンサーの表情にそういうのを求めてきたもんだが、アサイチではちゃんと
「いや〜何を思いついたんでしょうかねえ?(源兵衛さん)」
とか言ったりするのでなんか嬉しかったり。

燃える倉田くん(後年の池上遼一だそうな)やミステリアスな小峰くん(これはつげ義春だって)もいいが、カンピョウくんもいい味。この人も後年の誰か(^_^;)らしいが名前をみても知らない人だった(よって今も覚えてない…)。

しげさんは布美枝に「太った餃子」を注文したが、これもまた、戌井さんが持ってきたバナナと同じく、「あの頃と変わらぬ象徴」なのだな。改築してボロ屋は生まれ変わっても、変わらぬものがある、というのは安心する。

でも今日は状況が動いたが、その分私評的には書くことがない。てことで半端ながらこれにて。
posted by おーゆみこ at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲゲゲの女房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする